「目標はW杯」 流経大柏DF関川、“鹿島のDNA”を受け継ぐ男の昌子の穴を埋めうる資質

2019シーズンから鹿島への加入が内定している関川【写真:Football ZONE web】
2019シーズンから鹿島への加入が内定している関川【写真:Football ZONE web】

常勝軍団・鹿島アントラーズの印象は…「負けたら笑顔一つない。勝利が全てのクラブ」

 関川は前日にも鹿島について「負けたら笑顔一つない。勝利が全てのクラブ」と、勝利への貪欲さについての印象を口にしていた。それはまさに、流経大柏でディフェンスリーダーを務める関川の姿そのものだ。

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 フランス1部トゥールーズへの移籍が合意に至った日本代表DF昌子源とは入れ替わりとなるが、関川には伝統的な“鹿島のDNA”が流れていると言っても過言ではない。

 ロシアW杯の決勝トーナメント1回戦ベルギー戦、日本は試合終了間際のラストプレーで決勝弾を許して敗戦。昌子はピッチを叩き、悔しさを爆発させていた。先輩の姿をテレビ越しに見ていた関川は、「本気でぶつかったらこそ、あれだけ悔しがることができる。自分も、常に本気でぶつからないといけない」と気を引き締めたという。

 関川は決勝点のみならず、空中戦の競り合いでも星稜に一度も負けず、最終ラインを統率して無失点の立役者になった。鹿島は昌子という守備の大黒柱を失うことになるが、関川が後継者になる可能性は十分にあると言えそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku)



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