帝京長岡が新潟県勢ベストタイの8強進出 終了間際の決勝弾で強豪・長崎総科大付を撃破

帝京長岡が準々決勝へ駒を進めた【写真:Football ZONE web】
帝京長岡が準々決勝へ駒を進めた【写真:Football ZONE web】

1-1で迎えた後半38分、帝京長岡のMF田中克幸が値千金の決勝ゴールをマーク

 第97回全国高校サッカー選手権は3日、各地で3回戦の試合を行い、浦和駒場スタジアムの第2試合は帝京長岡(新潟)が残り2分の決勝点で長崎総科大付(長崎)を2-1で下し、8強進出を決めた。

 1回戦から登場の帝京長岡は前日の2回戦で旭川実(北海道)と、大会記録となるPK戦19人目までの熱戦を制して進出。一方の名将・小嶺忠敏監督が率いる長崎総科大付は初戦となった2回戦で初出場の浜松開誠館(静岡)を破ってこの3回戦に進んできた。

 後方から丁寧にポゼッションする帝京長岡と、ロングボールを背後に蹴り込んで走り込む長崎総科大付という対極的なスタイルの戦いは、前半8分までに両チームが1回ずつクロスバー直撃のシュートを放つなど積極性の際立つ展開になった。

 そのなかで先にスコアを動かしたのは、長崎総科大付だった。前半20分、最終ラインからのロングフィードにJ1湘南ベルマーレ入りが内定のMF鈴木冬一が抜け出すと、そのままスピードに乗ったドリブルで相手を振り切ってGKとの1対1を制してゴール。前日の2回戦を視察した湘南の曺貴裁監督が「欲を言えば、もっとシュートや決定的な仕事をする部分を、(大会の)上のレベルで発揮してほしい」と話した言葉に応えるような先制点となった。

 一方の帝京長岡は失点後もポゼッションのスタイルを崩さずに何度もゴールに迫り、前半終了間際にペナルティーエリア内の左サイドでFW小池晴輝がボールをキープしようとしたところで倒されてPKの判定。これをMF谷内田哲平が蹴り込み、同39分に1-1と追いついてハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても速い攻撃を仕掛ける長崎総科大付とパスワークで崩しに掛かる帝京長岡の構図は変わらず。攻め込みながらシュートが枠を捉えない帝京長岡に対し、長崎総科大付は鈴木が約20メートルの強烈なFKでゴールを狙った場面もあったが、前日のPK勝利の立役者でもあるGK猪越優惟が好セーブでしのいだ。

 そして、決勝ゴールは帝京長岡に生まれた。後半38分、谷内田が左サイドから入れたクロスを途中出場のFW冬至直人が落とすと、MF田中克幸がゴール右に左足で蹴り込んだ。この一撃で2-1と勝利した帝京長岡は、学校としても新潟県勢としても過去最高成績のベスト8に並んだ。

【PR】Jリーグシーズンの次は、海外リーグの熱闘が!

>>【PR】元浦和の鈴木啓太氏が2018年Jリーグを総括 DAZNで広がる「観る側の面白さ」

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング