ジダンは「マンUにとって最高の選択」 元フランス代表FWが古巣に招聘勧める
元フランス代表ルイ・サハ氏が称賛 「ジダンはマンUの監督に値する人物」
かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元フランス代表FWルイ・サハ氏が、「Omnisport」のインタビューに応じた。そのなかで、昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たしてレアル・マドリードの監督を退任したジネディーヌ・ジダン氏の招聘が、ユナイテッドにとって最高の選択だろうとの見解を示した。
先週、成績不振でジョゼ・モウリーニョ前監督が退任したユナイテッドは、その後任としてクラブOBでノルウェーのモルデFKを指揮していた元ノルウェー代表FWオーレ・グンナー・スールシャール氏を今季終了までの暫定監督に就任させた。
現役時代にフランス代表でジダン氏とともにプレーしたサハ氏は、「私はジダンのサポーターだ。彼は人並み外れた選手であり、監督であり、唯一無二の存在」とコメント。「コミュニケーション面で大きな進歩を遂げた。彼のトークを聞いた時は信じがたいほど素晴らしくなっていた。サッカーでは情熱的な人間で、リスペクトされるべきすべての資質を持っている。そして、攻守のバランスを熟知している。レアル・マドリードでは3人の攻撃的な怪物選手を擁していて、ディフェンスとリンクさせる必要があったが、見事に成功させた」と述べ、さらにこう続けた。
「ユナイテッドにとって(ジダンは)最高の選択だと思う。サポーター、スタッフ、会長のサポートも受けられるだろう。なぜなら彼はそれに値する人物だからだ」
次期監督候補として、クラブはトットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督を熱望していると報じられてきたが、先頃スペインメディアから「ジダンはマンチェスター・ユナイテッドからのオファーを品定めしている」との報道も浮上していた。
果たして、“ジダン・ユナイテッド”の誕生はあり得るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)