「世界一流のリーグになる条件は揃っている」 鳥栖トーレスがJリーグのレベルに太鼓判

サガン鳥栖FWトーレス【写真:Getty Images】
サガン鳥栖FWトーレス【写真:Getty Images】

Jリーグ長期滞在を希望するトーレス 「ファン、サポーターを喜ばせ続けたい」

 今夏、J1サガン鳥栖へ加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは契約が2019年いっぱいとなっているが、Jリーグの公式YouTubeチャンネルで公開された独占インタビューで、「日本に何年も滞在したい」と明言。また、Jリーグは「世界一流のリーグになるための条件は揃っている」と、そのレベルの高さにも太鼓判を押した。

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 トーレスは昨季限りでアトレチコ・マドリードを退団し、世界各国から数多くのオファーが届いていたなかで新天地にJリーグを選んだ。鳥栖では自身の経験したことのないような厳しい残留争いが待ち受けていた。その戦いのなかでリーグ戦17試合に出場し、3ゴールを挙げるに留まった。一方で、第33節の横浜F・マリノス戦(2-1)では値千金の決勝ゴールをマークし、順位を15位まで押し上げて瀬戸際の残留に大きく貢献。救世主としての仕事を全うした。

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは、トーレスのインタビューを公開。サポーターについては「応援がとても心強い。勝っても負けても、声援を送ってくれる」と感謝の意を述べ、「日本に何年も滞在しファン、サポーターを喜ばせ続けたい」と、日本での長期滞在にも意欲を示していた。続けて、Jリーグのレベルについても高い評価を与えている。

「Jリーグは間違いなくアジアで一番強い。選手はテクニックに優れ、モチベーションも高い。Jリーグが世界一流のリーグになるための条件は揃っていると思う。あとはチーム力を上げることが課題だ」

 インタビューの最後には「サッカーは喜びや楽しさ、チームで戦う良さを感じさせる競技であるべきだ。僕は常に情熱的なプレーをしたい。情熱がなければ良いサッカーはできない」と、サッカーという競技への熱い思い入れを口にしており、世界的ストライカーはJリーグのさらなる飛躍に情熱を捧げる姿勢を一貫していた。

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