J1連覇の川崎、ベストイレブンに史上最多タイ7人選出 中村憲剛は最年長受賞記録を更新

中村憲剛は38歳での史上最年長受賞となった【写真:Getty Images】
中村憲剛は38歳での史上最年長受賞となった【写真:Getty Images】

黄金時代を築いた94年のV川崎、02年の磐田に並ぶ快挙

 今シーズンのJリーグ年間表彰式「2018 Jリーグアウォーズ」が18日に横浜アリーナで開催され、ベストイレブンにはJ1を連覇した川崎フロンターレから史上最多タイの7人が選出。MF中村憲剛は、1994年のラモス瑠偉(37歳)を超える38歳での史上最年長受賞となった。

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 “王者”川崎が、Jリーグの総決算とも言えるアウォーズの舞台もまた席巻した。GKチョン・ソンリョン、DFエウシーニョ、DF車屋紳太郎、DF谷口彰悟、中村、MF家長昭博、MF大島僚太の7名がベストイレブンに入った。これは1994年のヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)、2002年のジュビロ磐田に並ぶ歴代最多タイ記録で、まさにリーグ史上に残る黄金期を形成したチームに肩を並べたと言える。

 そのなかで健在ぶりをアピールした中村は38歳での受賞。これは前述の94年に元日本代表MFラモス瑠偉が37歳で受賞したのを上回る史上最年長での受賞になった。

 また、北海道コンサドーレ札幌のMFチャナティップは、東南アジア出身選手として初のベストイレブン選出を果たした。

 その他では、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制したリーグ3位の鹿島アントラーズからDF西大伍、リーグ後半戦の9連勝とゴールラッシュが話題になったガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョ、24得点で得点王にも輝いた名古屋グランパスの元ブラジル代表FWジョーが選出された。

 2試合を残してリーグ優勝を決めるなど、頭一つ抜けた力を見せた川崎は、華麗なパスサッカーだけでなく個々の能力も高く評価されている。

 ベストイレブン受賞者は以下のとおり。

GK
チョン・ソンリョン(川崎)
【初受賞】31試合24失点

DF
西 大伍(鹿島) 
【2年連続2回目】23試合3得点
エウシーニョ(川崎)
【2年連続2回目】32試合2得点
車屋紳太郎(川崎)
【2年連続2回目】31試合0得点
谷口彰悟(川崎)
【初受賞】34試合3得点

MF
チャナティップ(札幌)
【初受賞】30試合8得点
家長昭博(川崎)
【初受賞】32試合6得点
大島僚太(川崎)
【初受賞】29試合2得点
中村憲剛(川崎)
【3年連続8回目】33試合6得点

FW
ジョー(名古屋)
【初受賞】33試合24得点
ファン・ウィジョ(G大阪)
【初受賞】27試合16得点

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