C・ロナウド、謎の“相手GK直撃行為”が伊国内で物議 「火花散らした」「ピリつかせる」
ロナウドがPKによる決勝ゴール後に相手GKにぶつかり、“トリノ・ダービー”は騒然
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間15日のセリエA第16節トリノ戦でPKによる決勝ゴールを挙げ、1-0の勝利に貢献した。しかし、ゴール直後に相手GKへ体をぶつけるアクションを見せ、イタリア国内で物議を醸している。
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“トリノ・ダービー”は前半トリノ、後半ユベントス優勢の展開。0-0で迎えた後半25分、元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが相手GKサルバドル・イチャソに倒されPKを獲得すると、キッカーを務めたロナウドがゴール右隅に流し込み、先制点を奪った。
ロナウドはゴール直後、なぜかイチャソに体をぶつける不要な行為を敢行。PKを止められなかったイチャソは、激昂してポストを叩き、タッチライン際に転がっていたボトルを拾い上げてピッチに叩きつけた。一触即発の雰囲気が漂い、ユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニがイチャソをなだめたが、結局ロナウドはイエロカードを受けることになった。
ユベントスは1-0で勝利を収めたが、地元メディアもロナウドのアクションに反応した。トリノに拠点を置くイタリア紙「トゥット・スポルト」は「ロナウドがイチャソとの接触で火花を散らした」と言及。イタリアメディア「スポーツ・メディアセット」は「得点を奪った後、ロナウドは胸で相手を突き飛ばし、ダービーをピリつかせた。ロナウドは警告を受けることになったが、数分後にはイチャソと和解のハグを交わした」と説明している。
トリノのハードな守備に苦戦したロナウドは、ダービーの独特な雰囲気も相まって、ゴールを決めたことによるストレスの解放が無意識のうちに行動に出てしまったのかもしれない。
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