鹿島FW安部、“GKノーチャンス”の豪快弾に海外称賛 「18年クラブW杯ベストゴール」

華麗な一撃を決めたFW安部裕葵【写真:Getty Images】
華麗な一撃を決めたFW安部裕葵【写真:Getty Images】

2-1で迎えた後半39分、安西のパスから右足を一閃してゴール右隅に豪快な一撃を炸裂

 2018年のJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝いた19歳の若武者が、世界にその名を轟かせた。現地時間15日にUAEで行われたFIFAクラブワールドカップ(W杯)準々決勝のグアダラハラ(メキシコ)戦で、鹿島アントラーズのFW安部裕葵が勝負を決定付ける華麗な一撃を決めて3-2の逆転勝利に貢献。海外メディアも「2018年クラブW杯ベストゴール」「チーバスにさよならを告げた」と称賛している。

 アジア王者の鹿島は、主力のMF三竿健斗とFW鈴木優磨を欠き、前半3分には相手の個人技に屈する形で失点する苦しい展開を強いられた。しかし、後半頭から安部がピッチに入り、流れは一気に鹿島へと傾く。

 後半4分にGKクォン・スンテの低空パントキックがFWセルジーニョへのクサビになると、左サイドを走るFW土居聖真にパスがつながり一気に突破。中央への折り返しに、長い距離を走り込んできたMF永木亮太が合わせて1-1の同点に追いついた。さらに、同24分、土居がペナルティーエリア内で鋭い切り返しを見せるとファウルを受けてPKを奪取。これをセルジーニョがゴール左に蹴り込み、2-1と逆転に成功した。

 安部に見せ場がやってきたのは後半39分だった。カウンターから途中出場のMF安西幸輝のラストパスを受けると、ペナルティーエリア内左45度から右足を一閃。豪快な一撃が相手GKの横っ飛びを寄せ付けずにゴール右上隅に突き刺さり、ダメ押しの3点目を奪った。

 ペルー紙「Libero」は、「ヒロキ・アベとコウキ・アンザイの素晴らしい連係からライバルのGKにオプションを与えないゴール」と動画付きで紹介。「チーバス(グアダラハラ)にさよならを告げた」と、安部の一撃がグアダラハラにとって致命傷になったことを伝えている。また、ペルーメディア「depor.com」も、「2018年クラブワールドカップのベストゴール:鹿島のアベがチーバスの夢を終わらせる」と今大会ベストゴールだと賛辞を送っている。

 プロ2年目の安部は、13日に2018年にJリーグで最も活躍した若手選手に贈られるベストヤングプレーヤー賞を受賞したばかり。グアダラハラ戦の一撃で、その名を世界に知らしめることに成功した。

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