2018年バロンドールは「嘘」 バルサDFアルバ、メッシ落選に異議「レオが世界最高」

(左から)バルセロナFWメッシ、DFアルバ【写真:Getty Images】
(左から)バルセロナFWメッシ、DFアルバ【写真:Getty Images】

“バルセロナダービー”で直接FK弾2発と大暴れ 同僚はバロンドール5位の結果に不満

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間8日のリーガ・エスパニョーラ第15節エスパニョール戦で直接FK2本を決め、4-0の大勝に貢献した。“バルセロナダービー”での活躍を受け、チームメイトのスペイン代表DFジョルディ・アルバは、メッシのバロンドール落選に納得がいかないと改めて不満を露わにした。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 メッシは前半17分、自らの突破で得たゴール正面約24メートルの直接FKで、キッカーを務める。得意の左足で蹴り上げたボールは強烈なカーブがかかり、ゴール右上隅へ。相手GKディエゴ・ロペスも必死に手を伸ばしたが、指先でわずかに触れたことを褒めるべきほどの高精度FKによる今季リーグ戦10ゴール目で先制点をもたらした。

 メッシの勢いは止めらない。前半27分には中央で複数人の相手に囲まれ、倒れながらもボールをキープ。左サイドでフリーになったフランス代表FWウスマン・デンベレにパスを送り、追加点をお膳立てする。そして3-0で迎えた後半20分、ゴールやや左27メートルの直接FKで蹴ったボールはエスパニョールの壁を越え、ゴール枠外から強烈なカーブでゴール左隅上を捉えた。

 アルバは試合後、攻守ともに素晴らしく、勝利に喜んでいると述べた一方で、メッシが5位に終わった今年のバロンドールについてこう話している。

「バロンドールは嘘だ。レオが世界最高だし、この12年、14年間ずっとそうだった。すごく上手くて、そう認められるにふさわしい選手はこれまでにも確かに多くいたが、この賞は個人のベストタイトルで、チームの賞ではないんだ」

 エルネスト・バルベルデ監督がバロンドールの結果に異議を唱えたことが話題になったが、納得がいかなかったのは監督だけではなかったようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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