“無敗”ユベントスが欧州5大リーグ新記録樹立 インテル破り開幕15戦で「勝ち点43」到達

イタリア・ダービーはマンジュキッチの決勝ゴールで1-0の勝利を収めた【写真:Getty Images】
イタリア・ダービーはマンジュキッチの決勝ゴールで1-0の勝利を収めた【写真:Getty Images】

マンジュキッチの一撃で“イタリア・ダービー”に1-0勝利

 イタリア・セリエAの大一番、“イタリア・ダービー”とも称されるユベントス対インテルの一戦が現地時間7日に行われ、ホームのユベントスが元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの決勝ゴールで1-0の勝利を収めた。

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 ユベントスとインテルは双方ともに白熱しながらも決定機の少ない試合展開になった。そのなかでインテルが先にチャンスをつかむ。MFロベルト・ガリアルディーニがFWマウロ・イカルディのポストプレーからGKと1対1になったが、左足のシュートは枠外に外れて好機を逸した。

 するとユベントスは後半21分、左サイドから攻撃参加したDFジョアン・カンセロが右足でクロスを上げると、中央に走り込んだFWクリスティアーノ・ロナウドにマーカーが引き付けられた背後にマンジュキッチが飛び込みゴール。これが決勝点になった。

 マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、試合後の記者会見で「選手たちが素晴らしい試合をしてくれた。後半は戦術的な理由でマンジュキッチを4-4-2の左サイドハーフに置く決断をした」と話し、前後半でDFマッティア・デ・シリオとカンセロの左右を入れ替えた理由は「(インテルの)マッテオ・ポリターノが我々のゴールに迫ってきていたため、二人のうち守備の強いデ・シリオを当てた」と話した。その変更が的中する形での勝利になった。

 一方、インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は「ユベントスは我々よりも“仕事人”だった。良い試合をしたが、ディテールが勝敗を分けた」と話している。

 ユベントスはこれでリーグ開幕15試合で14勝1分の勝ち点43を獲得。データ会社「オプタ」によれば、この開幕15試合時点での勝ち点数は、欧州5大リーグにおける新記録だとレポートしている。インテルは3位でありながらも勝ち点29と、すでに首位ユベントスとは14ポイントの大差がついた。

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