75億円で優勝は買えるのか? チェルシーが1日でPSGのDF獲得に2連敗

なりふり構わぬスペシャル・ワン

 プレミア昨季王者チェルシーは移籍市場最終日の1日、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFマルキーニョスに2度の獲得オファーを出し、連敗を喫したことが明らかになった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
 チェルシーは今季、元イングランド代表DFテリー、セルビア代表DFイヴァノビッチのパフォーマンスが上がらず、守備陣の補強に必死になっている。エバートンのイングランド代表DFジョン・ストーンズに度重なる獲得オファーを出したが、これを固辞されてきた。
 そして、迎えたプレミアリーグの移籍市場最終日。フランス王者のPSG所属のマルキーニョス獲得に2度のオファーを出したという。
 1度目は2570万ポンド(約48億円)、2度目は4040万ポンド(約75億円)と一気に値段をつり上げた。だが、PSGはこれを拒否したという。
 ジョゼ・モウリーニョ監督は、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、シティなどのライバルクラブに「タイトルをお金で買っている」と挑発した。だが、チームは今季リーグ4節終了時で1勝1分2敗と不振にあえいでいる。スペシャル・ワンは、なりふり構わぬ駆け込み補強でタレントのショッピングに必死だ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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