「現役引退はあり得ない」 ブラジル代表DFアウベス、プレミア移籍までプレー続行宣言
右膝前十字靭帯損傷からいまだ復帰できずも、今後数シーズンはプレーする意思を表明
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFダニ・アウベスは、今年35歳を迎えた。大ベテランの域に差しかかっているが、プレミアリーグを経験しない限り現役引退はあり得ないという。英紙「ザ・テレグラフ」が報じた。
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アウベスはキャリア17年間でセビージャ、バルセロナ、ユベントス、PSGとヨーロッパのビッグクラブを渡り歩き、通算38個のタイトルを獲得。現役選手でアウベスより多くのトロフィーを持っている者はいない。
今年5月のフランスカップ決勝レ・ゼルビエ戦(2-0)で右膝前十字靭帯損傷の重傷を負い、手術を敢行。2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)でのリベンジを懸けた今夏のロシアW杯で主力として出場が確実視されていたなか、怪我により欠場を余儀なくされた。
いまだ実戦復帰できておらず、今季はまだ1試合も出場していないが、今後もまだ数シーズンはプレーする意志を表明した。現役引退の前に“プレミアでプレーする“という強い願望があるようだ。同紙のインタビューでアウベスは通訳を介して母国語であるポルトガル語で話していたが、この話題に移ると自ら英語で語り始めた。
「プレミアリーグを経験せずに現役引退をするというのはあり得ない。プレミアは間違いなく、世界最高の大会。なぜなら、選手に対するファンのリスペクトが素晴らしいし、ピッチでの情熱もだ。(プレミアで)プレーできたらパーフェクト。なんとかして、絶対にプレミアに行くんだ」
果たして、プレミアの舞台でアウベスを見ることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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