「楽しかった」 新世代の旗頭候補MF長野風花、なでしこデビュー戦で感じた自覚と責任

代表初キャップを刻んだMF長野風花【写真:Getty Images】
代表初キャップを刻んだMF長野風花【写真:Getty Images】

鳥取合宿でU-20代表との差を改めて痛感「スピードや強度が全然違う」

 なでしこジャパン(日本女子代表)は11日、国際親善試合ノルウェー戦を行い、4-1で勝利。代表初キャップを刻んだMF長野風花(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)は「今日の試合は楽しかったです」と振り返った。

 2回出場したU-17女子ワールドカップ(W杯)では、金メダルに、準優勝でのMVP受賞。そして、今夏挑んだU-20女子W杯でも優勝メンバーに名を連ねた。今回のノルウェー戦で招集を受けた4名のU-20組でも、長野の実績は最右翼だ。なでしこジャパン初招集は、U-20開幕前に行われたニュージーランド遠征。意気込んで参加したが、タイムアップまで出場機会が訪れなかった。

 それもあって、鳥取合宿では「(ニュージーランド戦は)試合に出られなくて悔しかった。試合に出られるように、この練習から、アピールしていかなければいけません。試合に絡めるようになりたいですね」と、意欲的に取り組んだ。今回、年代別代表でプレーしていた頃とのレベル差を改めて感じたという。

「(フル代表のカテゴリーにあたる)なでしこジャパンでは、どの選手も、トップで活躍している選手ですし、スピードや強度が全然違います。そういうなかでプレーするのは、自分でも得るものが大きいと思っています」

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