本田圭佑の「貢献度は計り知れない」 メルボルンV監督、全ゴール関与の活躍を絶賛
豪州デビュー3試合で1得点3アシスト チームの全得点に絡む活躍にマスカット監督も賛辞
メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は、3日に行われたAリーグ第3節のニューカッスル・ジェッツ戦で決勝点をアシストし、1-0の勝利に貢献した。今季リーグ戦初勝利を飾ったケビン・マスカット監督は、本田の活躍に賛辞を惜しまなかった。クラブ公式サイトが伝えている。
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本田はこれまでと同様に中盤をダイヤモンド型にした4-4-2システムの右インサイドハーフに配置されると、0-0で迎えた後半26分にこの日唯一のゴールを演出する。右サイドでボールを受けると、相手マーカーを引きつけたところで、ボックス手前に構えていたオーストラリア代表MFテリー・アントニスにパスを供給。そのままアントニスは豪快に左足を振り抜き、ゴール右隅にシュートを突き刺した。
開幕戦のメルボルン・シティ戦(1-2)で1ゴール、第2節のパース・グローリー戦(2-3)で2アシストと結果を残し、この試合でも1アシストを記録したため、本田は今季のチーム4得点全てに関与していることになる。試合後、マスカット監督はオーストラリアデビューから3試合連続で結果を残す本田に称賛の言葉を送った。
「ボールがもっと彼の足もとに入れば、彼はもっと(ゴールに)絡んでくることだろう。彼の貢献度は計り知れない。彼がいることの意味を最終的に理解することができるだろう。彼の働きぶりが勝利につながっていくことでね。分析的に見れば、以前の2試合の方がより満足のいくパフォーマンスと言えたかもしれない。しかし、彼がここにやってきて、大会に出場するようになり、バトルの面、物事の観点を加えてくれた。それが、我々のパフォーマンスにとって壮大な改善点になったと思っている」
本田にとってAリーグは初挑戦の舞台となるが、ゴールに直結するプレーだけでなく、様々な要素で早くもチームに大きな刺激を与えているようだ。