本田の決勝ゴール演出を巡りSNSで議論勃発 「ハハ、あれが?」「まさしくアシスト」

メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑【写真:Getty Images】
メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑【写真:Getty Images】

ガーブ記者が今季チームの全得点に絡む活躍を「配達人」と称えたことから議論に発展

 メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は、11月3日のリーグ第3節ニューカッスル・ジェッツ戦で決勝アシストをマークし、1-0とチームを今季初勝利に導いた。開幕3試合を終えて1得点3アシスト、チームの今季全得点に絡んでいる日本人アタッカーを巡り、ツイッター上で議論が展開されている。

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 今季初のアウェーゲームとなったジェッツ戦。本田は過去2試合と同じ中盤がダイヤモンド型の4-4-2で右インサイドハーフに入った。攻守の局面に頻繁に顔を出し、ピッチを奔走する背番号4だったが、相手に押し込まれて前半にはポスト直撃のシュートを放たれるピンチもあった。

 本田に見せ場が訪れたのは後半26分。ニュージーランド代表DFストーム・ルーとオーストラリア代表MFリー・ブロックスハムの連係から右サイドの本田へと渡ると、素早く反転。相手ゴールに向かって斜めにカットインし、左側から相手マーカーが寄せてきたところで本田は中央へ横パスを送り、MFテリー・アントニスの決勝ゴールを演出した。

 衛星放送「FOXスポーツ」オーストラリア版のダニエル・ガーブ記者は、自身のツイッターで「ビクトリーは今季4ゴール。3アシスト、1ゴールが“マーキーマン”のケイスケ・ホンダからだ。配達人」と称賛した。しかし、そのコメント欄でサッカーファンらしき人物が、「ハハ、あれがアシストと言うのかい?」とアントニスがトラップしてからシュートを放ったため、アシストに値しない旨を主張。すると、ガーブ記者は「彼は得点したアントニスをお膳立てした。まさしくアシストだ」と一蹴している。

 ちなみに、メルボルン・Vは公式ツイッターで「ホンダがまたアシスト、アントニスがまたゴール」と得点シーンを速報。Aリーグ公式サイトの試合レポートでも「ホンダがもう一つのアシスト」と記しており、リーグ公式記録でもアシストにカウントされている。

 本田のプレーがツイッター上で議論を呼ぶほど、オーストラリアでも抜群の存在感を放っている。

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