本田、決勝アシストで豪州初勝利 海外記者も称賛「配達人」「なぜホンダに時間を…」

チームの今季全得点に絡む活躍を見せているMF本田(左)【写真:Getty Images】
チームの今季全得点に絡む活躍を見せているMF本田(左)【写真:Getty Images】

カットインからMFアントニスの決勝ゴールを演出して待望の新天地初勝利

 オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は、11月3日のリーグ第3節ニューカッスル・ジェッツ戦で決勝アシストをマークし、1-0とチームを今季初勝利に導いた。開幕3試合を終えて1得点3アシスト、チームの今季全得点に絡む活躍を見せる日本人アタッカーに対し、海外記者も「配達人」と称賛している。

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 今季初のアウェーゲームとなったジェッツ戦は、これまでと同じ中盤がダイヤモンド型の4-4-2を採用。オーストラリア代表MFジェームズ・トロイージがトップ下、本田は右インサイドハーフに入った。

 敵地で劣勢の展開が続くなか、本田に見せ場が訪れたのは後半26分だった。ニュージーランド代表DFストーム・ルーとオーストラリア代表MFリー・ブロックスハムの連係から右サイドの本田へと渡り、素早く反転。相手ゴールに向かって斜めにカットインすると、左側から相手マーカーが寄せてきたところで本田は中央へパスを送り、MFテリー・アントニスがワントラップから豪快な一撃をゴール右隅に突き刺し、待望の先制点を奪った。

 開幕戦のメルボルン・シティ戦(1-2)で1ゴール、第2節のパース・グローリー戦(2-3)で2アシストをマークしていた本田は、これでチームが今季挙げた4得点全てに絡む活躍となった。

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