メルボルンV本田、殊勲の決勝アシストで豪州初勝利! 今季全4得点に絡む驚異の活躍
スコアレスで迎えた後半26分、MFアントニスの決勝ゴールを演出
メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は、11月3日のリーグ第3節ニューカッスル・ジェッツ戦に3試合連続でスタメン出場。後半に決勝アシストを決める殊勲の活躍で1-0の勝利に導き、オーストラリア初白星を手にした。
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今季初のアウェーゲームとなったジェッツ戦は、これまでと同じ中盤がダイヤモンド型の4-4-2を採用し、オーストラリア代表MFジェームズ・トロイージがトップ下、本田は右インサイドハーフに入った。
前半9分、ゴール左約30メートルの距離で得たFKで本田がキッカーを担当。ファーサイドへの浮き球にドイツ人DFゲオルク・ニーダーマイアーが飛び込んだが、惜しくも合わせることができなかった。その2分後、ジェッツに右サイドを崩され、ベネズエラ代表MFロナルド・バルガスにゴール前で左足シュートを放たれたが、クロスバー直撃で事なきを得た。
メルボルン・Vは前半19分、トロイージが右サイドに展開。ショートカウンターを仕掛け、本田もゴール前に駆け上がったが、クロスをクリアされて本田にシュートチャンスは訪れなかった。
守備陣が不安定なメルボルン・Vはジェッツに推され気味の展開が続くなか、なんとか0-0で後半を迎える。本田は運動量豊富に攻守の局面に顔を出し、ボールを捌こうと試みるが、相手のプレッシャーの前に敵陣で上手く攻撃が組み立てられない。
そんななか、後半26分、右サイドでボールを受けた本田がカットインから中央に横パス。MFテリー・アントニスがトラップから左足を振り抜くと、グラウンダーの一撃がゴール右隅に突き刺さり、メルボルン・Vが待望の先制点を奪った。
リードを手にしたメルボルン・Vは懸命の守備で1点のリードを死守。今季チーム全得点(4)に絡む驚異の活躍を見せている本田に導かれ、待望の今季初勝利を手にした。