悪夢のセキュリティー チリのサポーター200人がメディアセンターに乱入騒ぎ

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「悪夢のセキュリティー」という特集で報じられた暴動は、チリ対スペイン戦の舞台となった競技場で試合開始ちょうど1時間前に起きた。チリ代表の赤いユニホームや赤いTシャツに身を包んだサポーターが手荷物検査場のテント脇のフェンスを破壊し、次から次へと侵入した。報道陣の作業するメディアセンターに突入したという。乱入者のほとんどは、試合の入場券を持たない観戦希望者だったという。

 警備員のみならずボランティアの人々も侵入阻止にかり出されるなど、騒動に発展。扉や壁、ロッカーが破壊される羽目になったが、最終的には警備院や地元警察などが出動し、侵入者は御用となったという。今回のワールドカップでは未だ完成していないベニューも多く、フェンスなど周辺施設は明らかに耐久性が不足している。そういったケースが相次いで目撃されているため、今後も類似犯が発生する可能性もあるだろう。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
詳しくは、「LEGENDS STADIUM 2014 – FIFAワールドカップ公式動画」まで

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