バイエルンが129億円でディバラ獲り? 「金銭+ハメス」のオファーも視野と伊紙報道

ユベントスFWディバラ【写真:Getty Images】
ユベントスFWディバラ【写真:Getty Images】

“ロベリー”後継者探しが課題のバイエルンがリストアップか

 バイエルンが前線の補強に向け、巨額の資金を準備しているようだ。イタリア紙「コリエレ・トリノ」がユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラをリストアップしていると、ドイツメディア「sport.de」が報じている。

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 今夏の移籍市場でほとんど動かず、消極的な補強に終わったバイエルンだが、来年はスター選手の獲得という大きな目標を持って移籍市場に戻ってきそうだ。元オランダ代表MFアリエン・ロッベンと元フランス代表MFフランク・リベリーが高齢化し、その後継者を探しているバイエルンは、ディバラ獲得に向け、1億ユーロ(約129億円)まで出す準備があるという。

 ただし、ユベントスと2022年まで契約を結んでいるディバラが、1億ユーロで獲得できるかどうかは不明だ。同クラブは過去に、ディバラに対する8000万ユーロ(約103億円)のオファーを断ったことがあるため、同選手に付けられた値段はそれ以上と思われる。また、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入で少々影が薄くなったとはいえ、ディバラは今後のユベントスにおいて必要不可欠な存在。ここまで公式戦151試合に出場し、73ゴールを挙げている同選手を簡単に放出するとは思えない。

 バイエルンにはユベントスを交渉のテーブルに着かせる魅力的なオファーが必要となるわけだが、そこで出てきたのが、「金銭+コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス」の形だという。イタリア紙「トゥット・スポルト」によれば、同選手の代理人であるジョルジュ・メンデス氏はハメスのユベントス移籍を考えている様子。もっとも、ハメスはレアル・マドリードからバイエルンに期限付き移籍中であり、これを実現させるにはバイエルン側が4200万ユーロ(約54億円)の買い取りオプションを行使しなくてはならない。

 バイエルンのウリ・ヘーネス会長は先頃、「来年、今までより少々大きな買い物をする場合に備え、いくらか資金を集めているところだ」と語っている。果たして、ディバラのバイエルン移籍というビッグディールは実現するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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