マンUの衝撃補強 ネイマール獲得に総額451億円準備!?

英紙が史上最高額の移籍金310億円に年俸総額141億円と報道

 マンチェスター・ユナイテッドが、バルセロナのブラジル代表FWネイマール獲得にサッカー史上最高額となる移籍金を含めた総額2億4000万ポンド(約451億円)という巨額資金を投入すると、英地元紙「サン」が報じている。
 おたふくかぜで頰っぺたを腫らしたネイマールが、戦線離脱している間、その去就問題は今夏の移籍市場最大のトピックとなっている。チェルシーへ移籍したスペイン代表FWペドロ・ロドリゲス獲得交渉を行っていたマンUのエド・ウッドワード副会長は、極秘裏にネイマールの獲得交渉を行っていたとリポートされていた。
 さらに、ネイマールの国際代理人を務めるというピニ・ザハビ氏が、オールドトラッフォードで0-0のドローに終わったニューカッスル戦を視察していた姿が地元メディアに捉えられていた。
 そして、圧倒的な資金力を誇るマンUはブラジル代表のエース獲得に全精力を注ぎ込むという。バルセロナが設定しているネイマールの違約金1億6500万ポンド(310億円)というサッカー史上最高額の移籍金に加え、5年総額7500万ポンド(141億円)という報酬も準備しており、総額451億円というオファーになると報じられている。
 マンUはイタリア代表DFマッテオ・ダルミアン、フランス代表MFモルガン・シュナイデルラン、ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガー、オランダ代表FWメンフィス・デパイとワールドクラスの実力者を次々に補強した一方、パリ・サンジェルマンへとアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを放出。ルイス・ファン・ハール監督はクリエーティブなタレントの獲得を熱望しているといわれてきた。
 今夏は、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFトーマス・ミュラーに巨額オファーを出すなど、スーパースターの獲得に執念を燃やしている。圧倒的な資金力と世界最高クラスのブランド力を誇るユナイテッドの完全復活に必要な最後のピースは、サッカー界の顔となるようなスーパースターかもしれない。移籍市場閉幕まで残り1週間。驚天動地の451億円オファーの行方に大きな注目が集まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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