ロシアW杯で日本と対戦のセネガルDF、“モンスター級”ロケット弾にFW起用論浮上
ナポリDFクリバリの一撃は、ホップするような軌道でバー下部を直撃しててゴール
ナポリのセネガル代表カリドゥ・クリバリは、セリエAを代表するセンターバックとして知られる。強靭なフィジカルだけでなく、左右両足での正確なフィードも持ち味としているが、練習で伸び上がるような弾丸シュートを炸裂させ、「モンスターショット」「FWで起用しよう」と反響を呼んでいる。
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2014年からナポリでプレーするクリバリは、セネガル代表の一員としてロシア・ワールドカップ(W杯)に出場。身長195センチ・89キロの巨漢を生かした守備でディフェンスリーダーを担い、グループリーグ第2戦では日本代表の前に立ちはだかった。
今季もリーグ戦全10試合にスタメン出場し、守備の要としてチームを牽引。現地時間2日にセリエA第11節エンポリ戦を控えた練習では、見る者を驚かせるプレーを繰り出してみせた。
クラブ公式ツイッターが公開した動画は、シュート練習の模様を収録。ペナルティーアーク後方から左足を振り抜いた一撃は、対角線上の右ポスト付近に向かって一直線。猛スピードとともに浮き上がるような軌道を見せると、そのままクロスバーの下部を直撃してゴールネットを揺らした。
懸命に飛んだGKをあざ笑うかのような一撃に、「モンスターショット」「ペガサスのようだ」「まるでゲーム」「ボンバー・クリバリ」と海外ファンも脱帽。なかには「クリバリをFW起用しよう」とサイズと“決定力”を備えた男を、前線にコンバートすべきだという声もあったほどだ。
開幕前には、鮮やかなラボーナでのゴールも披露していたクリバリ。そのポテンシャルを考えれば、“FWコンバート論”が浮上するのもごく自然な流れなのかもしれない。
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