堂安律、A代表初得点を祝う長友の“靴磨きパフォーマンス”に感謝&後悔 「左足磨いて…」

ウルグアイ戦でA代表初ゴールを決めたMF堂安【写真:田口有史】
ウルグアイ戦でA代表初ゴールを決めたMF堂安【写真:田口有史】

堂安が試合後に明かした舞台裏「佑都くんが点を獲ったら靴を磨いてあげると…」

 日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は、16日の国際親善試合ウルグアイ戦でA代表初ゴールを挙げ、南米の強豪を4-3で撃破する立役者の一人となった。20歳のレフティーは18日に自身のインスタグラムを更新。大先輩のDF長友佑都(ガラタサライ)とのゴールパフォーマンスを振り返り、「左足磨いてもらうべきやったかな笑」と冗談交じりに後悔した。

 12日のパナマ戦(3-0)で途中出場だった堂安は、FIFAランキング5位のウルグアイ戦に右サイドハーフで先発出場。南米の強豪相手に球際でも当たり負けせず、果敢な仕掛けでゴールに迫った。

 待望の瞬間が訪れたのは、2-2で迎えた後半14分だった。日本の右CKから相手エースFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)にボールを拾われ、鋭いカウンターの危機に直面。しかし、ここでボールをカットした堂安は、すぐさま中央のDF酒井宏樹(マルセイユ)に横パス。直後にゴール前へダッシュすると、狭い守備網を縫うように駆け上がり、酒井からのリターンパスを受ける。相手の主将DFディエゴ・ゴディン(アトレチコ・マドリード)と対峙するも、左足アウトサイドでボールの軌道を変える華麗なフェイントで翻弄。直後に左足を素早く振り抜き、代表初ゴールをマークした。

 代表初得点を祝う同僚たちの歓喜の輪が解けると、長友は片膝を突き、右膝に堂安の右足を乗せてスパイクを磨くようなパフォーマンスを披露していた。堂安が試合後のテレビインタビューで、「試合前に佑都くんが点を獲ったら靴を磨いてあげるという話をしていたので、やってもらえて良かったです」と語ったのを「Omnisport」が伝えていたが、堂安は18日に自身の公式インスタグラムで改めて長友に感謝を述べている。

「佑都くん靴磨きありがとうございます。笑」

 投稿には「#左足磨いてもらうべきやったかな笑」というハッシュタグが添えられており、差し出す足を右ではなく、利き足の左にすべきだったと冗談交じりに後悔した。

 東京五輪世代のエースは、森保ジャパンの新エース候補としても着実にアピールを続けている。

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