「これ、強くなるわ」 長友佑都が吐露、日本代表の“明るい未来”を確信「ワクワク」

(左から) 中島、南野、堂安【写真:田口有史&Getty Images】
(左から) 中島、南野、堂安【写真:田口有史&Getty Images】

長友が森保ジャパンに重ね合わせるイメージ 「あの1、2年の日本代表を見ているよう」

 左サイドバックでフル出場した長友は、左サイドハーフの中島と縦関係を形成し、サイドから何度もチャンスを生み出した。一方、右サイドでは堂安が起点となり、トップ下の南野も大迫の周りを動きながら好機に絡んでいる。

 国際親善試合という前提はあるが、ウルグアイは12日の韓国戦で1-2と敗戦。アジア遠征での連敗を避けるべく、日本戦では序盤から圧力を強めていた。そんなFIFAランキング5位のウルグアイを相手に、同54位の日本が攻撃力で圧倒した事実は偶然とは言えないだろう。長友には森保ジャパンに重なる時代の日本代表があるという。

「ザッケローニ監督でアジアカップを優勝したあの1、2年の日本代表を見ているような」

 2010年南アフリカW杯でベスト16に食い込んだ日本は、ブラジル大会に向けてイタリア人監督アルベルト・ザッケローニ氏を招聘。初陣となった同年10月のアルゼンチン戦では1-0の金星を挙げて好スタートを切ると、翌年1月のアジアカップでは2大会ぶり4度目の優勝を飾るなど、そこからメキメキと成長を遂げた。長友は当時のような勢いを現チームから感じ取っているようだ。期待を込めながら、思いを吐露している。

「ワクワクしてますね。これ、強くなるわって」

 もっとも、さらなる高みを経験している長友は手放しでチームを称賛しているだけではない。躍動した若手たちに一つのリクエストを出している。それは“ビッグクラブへの移籍”だ

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