日本代表の秘密兵器? 広島FWパトリック、帰化へ“日本語練習ノート”公開で反響

広島FWパトリック【写真:Getty Images】
広島FWパトリック【写真:Getty Images】

今季29試合20得点と活躍、今年5月に日本帰化の申請が下りなかったことを報告したが…

 J1サンフレッチェ広島のブラジル人FWパトリックが、自身の公式ツイッターで日本語練習ノートを公開した。以前、日本への帰化を試みており、次なる申請に向けて努力を続けているようだ。「がんばってます」と日本語で綴っており、ファンからは日本代表としての活躍を期待する声も上がっている。

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 現在30歳のパトリックは広島のエースFWとして君臨し、今季29試合20ゴールで得点ランキング1位タイの活躍を見せている。パトリックは以前から日本への帰化を望んでおり、今年5月に自身の公式インスタグラムで「僕はすごく望んでたけど、残念ながら変えることははうまくいきませんでした。日本の為にプレーできる何かチャンスはあるかなあ? I love japan」(原文ママ)と綴り、帰化が叶わなかったことを報告していた。

 だが、パトリックの“日本愛”はむしろ強まっているようだ。自身の公式ツイッターに動画を投稿すると、「Katakana がんばってます」と綴り、日本語練習ノートを公開。「アイウエオ」などに加え、平仮名のお手本を見ながら練習したようだ。

「I love japan」と思いを記したパトリックは、依然として日本への帰化を諦めていないようだ。お手本のなかには「らくがき」「りこん」などの言葉があり、返信欄では「りこん笑」と驚きの声が上がった一方、「字、きれい」「日本語は難しいと思いますが頑張ってください」「絶対国籍取れますよ!」などのコメントも並んだ。

 また「次回ワールドカップに日本代表として活躍せよ!」と期待する声もある。一度、日本への帰化申請は却下されたが、それは「引き続き5年以上日本に住所を有すること」という必要要件を満たしていなかったためと見られる。2013年からJリーグでプレーしているが、一度母国に帰国しており、その際にリセットされてしまった。

 しかし2014年からガンバ大阪で再びプレーし、2017年途中に広島へ移籍。2019年夏に「引き続き5年」を満たすため、日本帰化の可能性も生まれてくる。果たして、日本代表の秘密兵器となるだろうか。

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