豪州でプロサッカー選手を目指すボルト 契約前の“ドーピング検査”に疑問符

セントラルコースト・マリナーズに練習生として参加
陸上男子100m走と200m走の世界記録保持者であるウサイン・ボルトは、オーストラリアAリーグのセントラルコースト・マリナーズに練習生として参加し、プレシーズンマッチ初戦でいきなり2ゴールを決めるなど身体能力の高さをアピールしている。ただその一方で、まだ契約前ながら抜き打ちのドーピング検査を受けたことに疑問を呈しているという。
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英公共放送「BBC」が報じたところによると、ボルトは「俺は陸上競技から引退してサッカー選手になることを目指している。だけど、これを見た」と自身のインスタグラムに1枚の赤い色の用紙をアップロードした。
それはオーストラリアのアンチドーピング局(通称ASADA)からのドーピングチェックの通知だったのだという。陸上競技で慣れていることとはいえ、現状のタイミングでの通知にボルト自身はこのように疑問を呈している。
「今日、俺はどのようにドーピングテストを受けることになるんだろうか。俺はまだプロフェッショナルのフットボーラーではないんだ、真面目な話。だから俺は担当者に尋ねた。『なんでまだ俺はクラブと契約していないのに、検査を受けることになったんだ?』ってね。すると彼女は『あなたは“エリート・アスリート”だから、検査されなければならないんです』と言ったよ。OK、そういうことだ」
本人としては少々納得いかない面はあるだろうが、サッカー選手を目指すなかでも様々な意味で注目を集める――ボルトがスポーツ界を代表するスーパースターである証と言えるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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