日本代表が埼玉で初練習 栄光の“キングシート”に鎮座…愛想よく手を振った選手は?

代表チームの移動バスで栄光の“キングシート”には、DF槙野智章が陣取っていた【写真:Football ZONE web】
代表チームの移動バスで栄光の“キングシート”には、DF槙野智章が陣取っていた【写真:Football ZONE web】

ウルグアイ戦に向けて14日から埼玉県内でトレーニング開始

 16日にFIFAランキング5位のウルグアイを迎え撃つ日本代表は、14日に埼玉県内でトレーニングを行った。パナマ戦(3-0)が行われた新潟から13日に移動し、埼玉での初トレーニングとなったなか、代表チームの移動バスで栄光の“キングシート”には一人の男が座っていた。

 10月シリーズでは、ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場した海外組の主力6人を森保一体制で初招集。DF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、MF原口元気(ハノーファー)、FW大迫勇也(ブレーメン)がリストに名を連ねた。世代間融合がテーマの一つで、12日のパナマ戦では大迫と原口が先発し、柴崎が途中出場。2試合連続ゴールを決めたMF南野拓実(ザルツブルク)やMF伊東純也(柏レイソル)らと初共演した。

 新生日本代表は9月のコスタリカ戦に続き、2試合連続の3-0で好スタートを切ったなか、ウルグアイ戦に向けて14日から埼玉県内で初トレーニングを実施。代表チームのバスが現場に到着した際、かつて“キング・カズ”こと元日本代表FW三浦知良(横浜FC)が鎮座して「キングシート」と称された日本代表バスの左最後尾には、浦和レッズでプレーするDF槙野智章が陣取っていた。

 待機していた報道陣に気付いた槙野は窓越しに柔和な笑みを浮かべると、愛想よく手を振って挨拶。“キングシート”に座っていたチームのムードメーカーがサービス精神を見せつけた。

 9日から代表に合流した長友は同日、公式ツイッターに写真を投稿。キングシートとは逆の右最後尾に座って「キングゴリラシートに座るのは俺だ」と冗談交じりに記していたが、選手たちにとっても左最後尾が特別な場所であるのは確かなようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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