走り抜けながら芸術キック… “ランニングFK”を海外絶賛「リプレーの中毒性が高い」

元パラグアイ代表MFオスバルド・マルティネス (中央) が「今年最高のFK」と絶賛されるふわりと浮かせた一撃を披露【写真:Getty Images】
元パラグアイ代表MFオスバルド・マルティネス (中央) が「今年最高のFK」と絶賛されるふわりと浮かせた一撃を披露【写真:Getty Images】

サントス・ラグナの10番を背負う元パラグアイ代表MFマルティネスが華麗FK弾

 メキシコ1部リーグで生まれた美しいFKの反響が拡大し続けている。サントス・ラグナが6日のリーグ前期第12節でアトラスに3-1と勝利した一戦で、元パラグアイ代表MFオスバルド・マルティネスが「今年最高のFK」と絶賛されるふわりと浮かせた一撃を披露。クラブ公式ツイッターがゴール動画を公開し、今も各国メディアを賑わせている。

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 そのゴールが生まれたのは、サントス・ラグナが1-0とリードして迎えた後半3分だった。相手ペナルティーエリア手前でFKを獲得し、キッカーを務めたのがサントス・ラグナの10番を背負うマルティネスだ。相手のアトラスはゴール前に壁を形成し、壁下シュートを警戒して一人が腰を落として待ち構える盤石の対応を見せる。

ゴールまで約17メートルの距離に置かれたボールに向かってマルティネスが動き出す。右足でボールを蹴り込んだが、そのフォームは通常のFKと大きく異なった。マルティネルはそのままランニングするかのように右足で優しくボールを打ち込み、壁の上をふわりと狙い、そのままネットを揺らしている。虚を突かれた相手GKがボールの軌道を見送るのが精一杯の鮮やかな一撃だった。

 英メディア「The Sportsman」は「これはあなたが今年見る最高のFKだ」と報じ、「この美しいFKから目が離せなくなるだろう。リプレーの中毒性が非常に高い」と絶賛。ルーマニアメディア「SPORT.RO」は「なんてスーパーゴールだ! 最もホットなフリーキック」と称えた。動画ではアナウンサーが10秒以上も「ゴーーーール」と絶叫しており、そのインパクトの大きさを物語る。

 試合から1週間以上が経っているが、芸術的なFKは見る者を魅了して止まないようだ。

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