ハリル監督は「知り合い」 酒井宏樹、仏ナントの“恩師”との対戦に意欲「面白さはある」

リーグ・アンのナント監督に就任したかつての恩師ハリル氏に、酒井は一層成長した姿を見せられるだろうか【写真:Getty Images】
リーグ・アンのナント監督に就任したかつての恩師ハリル氏に、酒井は一層成長した姿を見せられるだろうか【写真:Getty Images】

前体制下で薫陶を受け、不動の右SBに飛躍「知り合いとして結果を出してもらいたい」

 森保ジャパンに初招集された日本代表DF酒井宏樹は、フランスの強豪マルセイユでプレーして3年目を迎えた。異国の地の名門クラブで右サイドバック(SB)のレギュラーとして君臨するが、かつて薫陶を受けたボスニア・ヘルツェゴビナ出身の指揮官との再会に「面白さはある」と語った。

 今季もマルセイユで不動のレギュラーとして君臨する酒井。現地時間10月4日のUEFAヨーロッパリーグ第2節アポロン戦(2-2)で、前半終了直前に背後から激しいタックルを受け、左ふくらはぎを抑えて悶絶し前半で退いたが、合流直前の7日に行われたカーン戦(2-0)にフル出場。冒頭15分のみの公開となった10日の練習ではフルメニューを消化したようで、「大丈夫です。打撲なんで」と大事には至らなかったことを明かした。

 酒井がプレーするフランスには、日本代表にゆかりのある人物がいる。前日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏が2日にリーグ・アンのナント監督に就任したのだ。酒井はハリルホジッチ氏の熱血指導を受け、日本代表でも不動の右SBとしての地位を確立。代表シーンにおいては“恩師”の一人と言っていいだろう。ナント監督就任について問われると、「まあ(監督は)知り合いみたいなものなので」と切り出し、対戦への思いを口にした。

「一人の知り合いとして結果を出してもらいたいし、ナントと戦う時に面白さはある」

 今季のナントとの対戦はリーグ・アン第16節の12月5日と、来年4月28日の第34節に開催予定。かつての恩師に、一層成長した姿を見せたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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