「右サイドを極めたい」 フローニンゲン堂安、1トップ起用の感想に滲む“こだわり”

所属クラブのフローニンゲンは今季1勝で17位と低迷している【写真:Getty Images】
所属クラブのフローニンゲンは今季1勝で17位と低迷している【写真:Getty Images】

所属クラブは今季1勝で17位に低迷 合流直前のADO戦は主戦場ではない1トップ起用

 森保一監督率いる日本代表は、8日から新潟市内に集合し、12日のキリンチャレンジカップ・パナマ戦(デンカビッグスワンスタジアム/19時35分)、16日の同ウルグアイ戦(埼玉スタジアム2002/19時35分)に向けて調整を進めている。A代表デビューを飾った9月のコスタリカ戦(3-0)に続く選出となったMF堂安律は、所属クラブのフローニンゲンでは1トップ起用もあるなかで「自分としては右サイドを極めたい」と熱い思いを口にした。

 オランダ挑戦2年目の2018-19シーズンは、リーグ開幕戦のフィテッセ戦(1-5)で今季チーム第一号となるゴールをマーク。開幕から8試合連続フル出場と不動のレギュラーとして君臨する一方、チームは第3節デ・フラーフスハップ戦(1-0)で勝利して以降白星から遠ざかり、1勝1分6敗と昇格/降格プレーオフ圏の17位に低迷している。それゆえ、今回の10月シリーズで勝利したい思いが強いという。

「もちろんゴールにはこだわります。でも、今フローニンゲンが勝てないこともあって、勝ちたいという思いが強い。チームは違いますけど、団結して勝利したいという気持ちがあります」

 今季は主に2列目の右サイドが主戦場だが、合流直前のADOデン・ハーグ戦(0-1)では1トップに抜擢された。「前で収めてくれ」「最後のところでパワーを使ってくれ」と攻撃に力を注ぐように指示を受け、「守備をして怒られることもある」という。堂安としては、少なからず葛藤を抱えながらのプレーだったようだ。

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