森保ジャパン、「8対8」のミニゲーム実施 新体制2試合目のパナマ戦は3バックを視野か

パナマ戦は3バックを採用か【写真:Football ZONE web】
パナマ戦は3バックを採用か【写真:Football ZONE web】

合宿2日目は合流したばかりの欧州組5人を除くメンバーで実戦形式のメニューも実施

 森保一監督率いる日本代表は、8日から新潟市内に集合し、12日のキリンチャレンジカップ・パナマ戦(デンカビッグスワンスタジアム/19時35分)、16日の同ウルグアイ戦(埼玉スタジアム2002/19時35分)に向けて調整を進めている。

 合宿2日目の9日は、欧州組のDF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、FW川又堅碁(ジュビロ磐田)が加わり、全23人が集合。合流したばかりの欧州組5人を除く18人で、ビブスあり組、ビブスなし組の2チームに分かれ、ハーフコートで8対8のミニゲームを行った(8対8は図参照)。

 ゴールも設置されて行われた8対8の1本目ビブスあり組にはFW北川航也、中盤左右に柴崎岳・堂安律、ボランチに遠藤航、最終ラインは左から三竿健斗・三浦弦太・室屋成、GKに東口順昭が入った。

 一方のビブスなし組にはFW大迫勇也、中盤左右に原口元気・伊東純也、ボランチに青山敏弘、最終ラインは左から佐々木翔・槙野智章・冨安健洋、GKに権田修一となった。

日本代表「8対8」ミニゲームの布陣図【画像:Football ZONE web】
日本代表「8対8」ミニゲームの布陣図【画像:Football ZONE web】

 互いに攻め合い、ビブスありチームは三竿のクロスをゴール前に飛び込んだ堂安が右足のダイレクトボレーで仕留めてネットを揺らせば、ビブスなしチームも青山が左サイドを駆け上がった原口に展開してゴールに迫った直後に、中盤からのスルーパスに抜け出した青山が冷静にゴールに流し込んで得点を決めた。2本目にはビブスあり組の1トップに川又健碁、GKにシュミット・ダニエルが入ったが、配置は変わらなかった。

 9月のコスタリカ戦では4バックで戦ったが、森保監督はかねてから3バックと4バックの併用を明言している。練習中は「速く!!」「テンポ!!」と選手たちに流れを意識させる言葉を投げかけていた森保監督。パナマ戦で新体制初の3バックを試すのか、注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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