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ブランド力VSオイルマネー ペドロ争奪戦はマンチェスター・ダービーへ
シティがペドロ獲得へ突如参戦
バルセロナのスペイン代表FWペドロがマンチェスター・ユナイテッド移籍秒読みと報じられる中、不俱(ふぐ)戴天のライバル、マンチェスター・シティが争奪戦に参戦すると英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
ユナイテッドはパリ・サンジェルマンに移籍したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの穴を埋める存在としてペドロに獲得に乗り出していた。移籍金2200万ポンド(約43億円)の設定額を支払い獲得する本命と目されているが、同じマンチェスターを本拠地とするシティが万能型アタッカー獲得に突如参戦したという。
バルセロナで強化担当を務めたシティのチキ・ベギリスタン強化責任者はヴォルフスブルクのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネとの獲得交渉が暗礁に乗り上げており、ペドロにシフトしようとしているという。
また、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、マンUは移籍金2500万ユーロ+出来高500万ユーロ(約41億円)に対し、マンCはキャッシュで3000万ユーロ(約41億円)+出来高200万ユーロを支払う準備があるという。
ベギリスタイン氏とペドロのバルサ時代の絆も強奪劇の行方に大きな影響を与える可能性がある。絶大なブランド力から豊富な資金力を誇るユナイテッドに対し、オイルマネーで潤うシティ。ピッチ外でのマンチェスター・ダービーも突如白熱の様相を呈している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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