ポチェッティーノ監督、メッシとエスパニョールで共闘の可能性があった過去を告白

トットナムのポチェッティーノ監督は、現役時代にエスパニョールでバルサのFWメッシとチームメイトになる可能性があったようだ【写真:Getty Images】
トットナムのポチェッティーノ監督は、現役時代にエスパニョールでバルサのFWメッシとチームメイトになる可能性があったようだ【写真:Getty Images】

トットナムを率いるポチェッティーノ、エスパニョールでの現役時代について回想

 トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、現役時代にエスパニョールでアルゼンチン代表FWメッシとチームメイトになる可能性があったようだ。現地時間3日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節バルセロナ戦の前にポチェッティーノ監督が明かした。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

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 現役時代の晩年となる04年から06年までエスパニョールでプレーしたポチェッティーノ監督は、05年にメッシがバルセロナに滞在する前にエスパニョール加入が近づいていたことを明かしている。

「私がエスパニョールにいた時に、彼についての話を聞き始めた。バルセロナのアカデミーで小さな少年がプレーしているとね。彼は13歳の時にアルゼンチンからバルセロナに移ってきた。そして彼はエスパニョールとの契約に近づいていると聞いていた。とても近づいているとね」

 だが契約寸前まで行きながらメッシはバルセロナを選ぶことになった。その理由の一つがある大会だったとポチェッティーノ監督は語っている。

「そのシーズン、ジョアン・ガンペール杯でバルセロナはファビオ・カペッロ監督率いるユベントスと対戦したんだ。彼はその大会でとても素晴らしいパフォーマンスを披露し、その後、カペッロ監督が彼を称賛した。するとバルセロナは決断を変えてメッシを守ることにしたんだ。だから歴史を振り返ってみると、もし彼が夏のジョアン・ガンペール杯に出場していなかったら、おそらく今日、彼がエスパニョールのスーパースターだった可能性もあるし、エスパニョールはバルセロナのようになっていたかもね」

 最後には「我々はチームメイトになっていたかもしれないし、私はまだ彼の監督としてエスパニョールにいただろう」と語ったポチェッティーノ監督。“バルセロナのメッシ”ではなく、“エスパニョールのメッシ”だったら、どんな歴史を作っていたのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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