セビージャが中島翔哉の獲得に本腰か 「ベティスを模範に…」と“乾効果”注目と報道

中島翔哉(左)、乾貴士(右)【写真:PORTIMONENSE SAD & Getty Images】
中島翔哉(左)、乾貴士(右)【写真:PORTIMONENSE SAD & Getty Images】

ベティス加入1年目で主力を担う乾 「スペインで素晴らしいアピールに成功」

 ベティスの日本代表MF乾貴士は、加入1年目から主力として活躍しており、エイバルに続くスペイン2クラブ目でも確かな存在感を放っている。そうしたなか、同じリーガ・エスパニョーラの強豪セビージャが、日本代表MF中島翔哉を新たに獲得することで“乾効果”を目論んでいると、スペインメディア「GOL digital」が報じている。

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 ベティスは現地時間27日、リーガ第6節でジローナと対戦し、1-0で勝利を収めた。先発出場した乾は、後半20分に元スペイン代表MFホアキン・サンチェスと交代してピッチを退いた。乾は開幕6試合で4試合に先発、2試合の途中出場と加入1年目ながら主力に定着している。

 エイバルで3年間活躍した乾は、今夏にフリートランスファーで加入。ベティスにとっては即戦力をフリーで獲得した上に、急速にアジアからの注目を得る恩恵を受けている。そして、セビージャもベティスと同様のスタンスで日本人プレーヤー獲得を目論んでいるという。

 スペインメディア「GOL digital」は、「セビージャがエキゾチックなオペレーションでベティスの“乾効果”に対抗」との見出しで特集し、セビージャは乾がベティスにもたらした効果を期待した上で、中島の獲得に乗り出していることを伝えている。

「タカシ・イヌイはスペインで素晴らしいアピールに成功した日本人だ。彼がエイバルに到着してから、日本人選手はなんとか母国でのプレーに別れを告げるよう努めるようになった。ベティスは彼の契約状況に付け込んだうえに多大な利益を手にしたが、セビージャもベティスを模範にすることを望んでいる」

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