マンU、アーセナルがゲッツェ、ドラクスラー争奪戦に突如参戦か

イタリア地元紙報じる ユベントスと争奪戦へ

 バイエルン・ミュンヘンのFマリオ・ゲッツェとシャルケのユリアン・ドラクスラーという2人の若きドイツ代表アタッカーは、今夏の移籍市場でイタリア王者ユベントスの獲得候補として伝えられてきた。しかし、ここにきてイングランドの名門2クラブが争奪戦に参加しようとしているという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が伝えている。

  その名門クラブは、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルだ。この両チームはトレクアルティスタ(4分の3という意味)といわれる、攻撃の最終局面で機能するトップ下タイプの選手の補強に動いているとされ、資金面でより優位にある両クラブがユベントスにとって巨大な脅威になると報じている。

  特に、ゲッツェに関してはユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が好んでいるとしている。同紙の見立てでは昨季に中盤で6つの役割をこなしてきたゲッツェの多様性を、ファン・ハール監督が高く評価しているという。また、年俸の面でもイングランドの両クラブはユベントスと比較したときに高額を提示するだろうとレポートしている。

  ユベントスは今夏の移籍市場でこの2選手のうち1人を獲得するために時間を費やしてきたとしている。ラツィオとのスーパーカップを終え、あらためてマッシミリアーノ・アッレグリ監督が若きトップ下獲得の必要性を説いたユベントスはこの週明けからドラクスラーとゲッツェへの交渉が本格化するとされているが、プレミアの両名門との争奪戦に発展することになるのだろうか。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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