GKが下顎骨折 元ブラジル代表DFの“衝撃ヘッド”に世界震撼「残忍な衝突」「凄まじい」
クルゼイロDFデデがボカGKアンドラダと衝突 試合後に救急車で搬送…骨折が判明
南米最強のサッカークラブを決めるコパ・リベルタドーレスで衝撃のアクシデントが発生した。19日の準々決勝第1戦でボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)がクルゼイロ(ブラジル)に2-0と勝利したなか、後半にクルゼイロの元ブラジル代表DFが相手GKの顔面にヘッドバッドする形となり、下顎を骨折する事態となった。海外メディアは「残忍な衝突」「凄まじい」と驚きを持って伝えている。
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試合は前半36分にFWマウロ・サラテのゴールでホームのボカが先制。ボカが1-0とリードして迎えた後半25分に問題の場面は起きた。
ボカのゴール前に攻め込んだクルゼイロは左サイドからクロスを供給。ゴール前は混戦で両軍の選手が入り乱れていたなか、クルゼイロの元ブラジル代表DFデデがヘディングでシュートを狙った。一方、ボカのGKエステバン・アンドラダが思い切りよく飛び出てクリアを図り、空中で両者が激しく接触。ともにボールに触れなかったが、デデがヘッドバッドのような形でGKの顎を強く打ち、アンドラダは崩れ落ちるようにピッチに倒れ込んだ。
接触直後、GKの様子を見たデデがすぐさま主審に試合の一時中止を要求。ゲームが一時中断されて守護神が治療を受けるなか、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で接触プレーを確認した主審はデデにレッドカードを提示し、一発退場処分となった。
負傷したGKアンドラダだが、そのままピッチに立ち続けてボカの2-0勝利に貢献。しかし、試合後に病院へ直行して検査を受けると下顎の骨折が判明した。手術も必要になり、約2カ月の戦線離脱になるという。
イタリア紙「ラ・レプブリカ」は「ボカのGKアンドラダは、クルゼイロのDFデデと残忍な衝突」と報道。またアルゼンチンメディア「Minutouno」は「凄まじい」と接触プレーに衝撃を受けつつ、「試合後、めまいもあり救急車で搬送された」と顛末も伝えた。
衝撃の接触プレーは各国メディアに取り上げられ、大きな話題を呼んでいる。