CL黒星発進のPSG、英解説陣が痛烈批判 「チームに見えない」「引退試合かと思った」
敵地でリバプールに2-3敗戦、ファーディナンド氏がパフォーマンスを酷評
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間18日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節でリバプールと対戦したが、敵地で2-3と敗北した。元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏は、この試合を見て「がっかりした」と感想を述べ、「引退試合でもやっているのかと思った」とPSGのパフォーマンスを痛烈に批判した。
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CL開幕戦でリバプールと対戦したPSGは、前半に2点を先行されるも同40分にベルギー代表DFトーマス・ムニエが追撃の一撃を決め、1点のビハインドで折り返した。後半38分にはフランス代表FWキリアン・ムバッペの同点弾で追いついたが、同アディショナルタイム2分にリバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに決勝ゴールを決められて敗れた。
試合終了のホイッスルが鳴った直後、英テレビ局「BTスポーツ」で解説を務めていたファーディナンド氏は、リバプールについて「私たちが予想した以上だったよ。エネルギー、プレーの激しさ、そして常に攻撃的だった」と評価する一方、PSGに関しては真逆の反応を示し、「とてもチームには思えなかった。全く激しさがなかった」と痛烈に批判した。
「正直、物凄くがっかりした。選手一人ひとりを見てもチームで見ても、激しさはゼロ。リバプールとは完全に正反対で、引退試合でもやっているのかと思ったよ。FWは一度も守備につかなかった。そのように指示されていたのか、彼らが(守備を)したくなかったのかは知らないが、ツケが回ったんだろうね」