打倒ユーベに大補強 ローマがチェルシーからスピードスター獲得決定!

エジプト代表サラーが期限付きで加入

 ASローマが、チェルシーからエジプト代表FWモハメド・サラーを期限付き移籍で正式に獲得した。ローマでは背番号「11」を背負うことが決まった。両クラブが、公式ウェブサイト上で発表した。
 サラーは2014年1月にスイス王者のバーゼンからチェルシーに加入し、同クラブ史上初のエジプト人プレーヤーとなった。しかし、タレントぞろいのブルーズでは出番に恵まれず、2015年冬にセリエAのフィオレンティーナへ期限付き移籍を果たしていた。
 しかし、サラーに関する去就問題は泥沼化してしまう。フィオレンティーナはチェルシーからサラーを完全移籍で獲得することを希望。一方のサラーは、他クラブへの移籍を望み、フィオレンティーナとの交渉を拒否していた。契約上はフィオレンティーナの選手であると主張するクラブ側と、すでに契約は満了しているとする選手側で意見が食い違い、フィオレンティーナは法的手段を辞さずと、徹底抗戦の構えを崩していなかった。サラー獲得を狙うローマはFWマッティア・デストロの譲渡などで事態を収束に向かわせたが、正式発表を前にサラーがローマの練習に参加している写真がクラブの公式ツイッターで公開されてしまうなど、事態はさらに複雑なものへと発展していた。
 
 ようやくローマ加入が決まったサラーは公式サイトを通じて意気込みを語った。ローマの空港では大勢のファンから熱烈な歓迎を受けたが、本人はこれには驚きを隠せないようだった。

 

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