日本代表、11対11の紅白戦から見る「4-4-2最新序列」 注目は“森保チルドレン”
中止となったチリ戦に代わって11対11の紅白戦実施、一貫して4-4-2を採用
森保一監督率いる新生日本代表は、7日に予定されていたキリンチャレンジカップ・チリ戦(札幌ドーム)が地震の影響で中止となったなか、札幌市内でトレーニングを行った。フルコートで11対11の紅白戦を実施し、メンバーを入れ替えながら試行錯誤を続けているが、そこで見せたパフォーマンスを基に最新序列を探っていく。
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紅白戦は1本目が35分、2本目が約20分の変則的な2本が組まれ、システムは一貫して4-4-2を採用した。森保監督はサンフレッチェ広島時代に3-4-2-1を駆使してJ1リーグ三度優勝を成し遂げており、兼任するU-21日本代表でも3バックをベースに8月のアジア大会を戦った。
「試合や相手に応じて、4バックも3バックもやりたいというのは監督からあった。今は求められていることを、しっかり理解してやるだけだと思っている」(DF槙野智章/浦和レッズ)
「たぶん(3バック、4バック)どっちもイメージはしていると思う。監督のなかでは、3バックはある程度イメージしやすいというか、自分のなかで確立されたものがあると思う。それプラス4枚のオプションなのか、メインなのか」(DF遠藤航/シント=トロイデン)
今後は3バックと4バックを併用していくと見られるが、3日からスタートした札幌合宿では4バックを重点的にチェック。紅白戦では4-4-2システムに選手を当てはめてプレーさせている。1本目と2本目でメンバー構成を変えながらの紅白戦となったが、存在感を放ったのはFW浅野拓磨(ハノーファー)、MF伊東純也(柏レイソル)、ボランチに入った遠藤や青山敏弘(サンフレッチェ広島)、DF室屋成(FC東京)や佐々木翔(サンフレッチェ広島)らだ。