日本代表、夜中の緊迫現場で何が? 地震で緊急避難、選手証言「パニック状態だった」

日本代表DF槙野【写真:Getty Images】
日本代表DF槙野【写真:Getty Images】

日本代表の選手たちも地震に驚愕、真夜中の指示…20階から階段で降りて大部屋へ

 森保一新監督が率いる日本代表は3日から札幌合宿をスタートさせ、7日に国際親善試合チリ戦(札幌ドーム/19時)に臨む予定だったなか、6日午前3時過ぎに起きた北海道胆振東部地震により緊急避難の事態に見舞われた。最終的に試合は中止となったが、地震の時に日本代表の宿舎では何が起きていたのか。DF槙野智章(浦和レッズ)が緊迫の夜について証言した。

「各部屋で寝てまして、ものすごい音とものすごい揺れで、みんなが部屋から一斉に飛び出して、自然と集まってどうしようというパニック状態だった」

地震直後、慌てふためく選手たちの様子を槙野が振り返る。宿舎の各部屋で眠っていた選手たちも地震の揺れと音に驚き、廊下にゾロゾロ出ていたという。さらに「ホテルのアナウンスで、貴重品を持って下の大部屋に集まることが指示された」と、その時の緊迫した状況も明かしている。

「みんながバックを持って下に集まった。ホテルに泊まっている一般の方々も同じ階段で降りていて、いろんな方々と『大丈夫ですか?』と話しながら降りた。電気も止まっていたのでエレベーターで動けず、僕らは20階に泊まっていたんですが、そこから降りた」

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