ラモスを逃したマンU、次なるターゲットはレアルのペペ

守備強化に向けたメガディール

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、獲得に乗り出していたレアルマドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモス残留を受け、ポルトガル代表DFペペ獲得にシフトすると、英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
 ユナイテッドはバルセロナのスペイン代表FWペドロを移籍金2000万ポンド(約38億円)で獲得に近づいていると報じられている。そんな中、DFラインの強化も同時進行させているようだ。当初は、ラユナイテッド移籍に前向きだと地元メディアに報じられていたラモスの獲得を目指していた。だが、ラモスはレアルでの昇給を手にして残 留を決断した。
 記事によると、DFラインを一気に強化できる大物を逃したオランダ人監督は、ペペ獲得を検討しているという。ペペはレアルとの契約期間をあと1年残した状況で、延長交渉は進んでいないという。そして、今季はラモスと、フランス代表DFラファエル・バランが先発出場見込みで、センターバックの控えとなる可能性も出ている。
 昨季は、レアルからアンヘル・ディ・マリアを獲得した経緯もある一方、レアルはユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得のオファーを出している。赤い悪魔と、白い巨人のメガディールは再び成立するだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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