日本代表の次世代エース候補、MF堂安律が実感――欧州と日本の“決定的な違い”とは?

「ポゼッションというより…」 “欧州仕様”を学びながら、FWスアレスの記録に迫る活躍

「ポゼッションというよりは、守備であれば体を張ること。攻撃では点を取り切ること」をピッチ内で強く体感したという。そうした“欧州仕様”を学びながら1年目を戦い抜き、「結果・数字にこだわるのは追い求めてやってきた」なかで強烈なインパクトを残した。

 ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ)がフローニンゲン在籍時、20歳81日でリーグ戦10ゴールをマークしたなか、堂安は19歳で9ゴールと記録更新まであと一歩に迫る活躍を披露。6月に20歳となったばかりだが、欧州で地歩を固めながら着実に成長を遂げている。

 卓越したテクニックと切れ味鋭いドリブルが魅力のレフティーは、この9月シリーズをきっかけに「小さい頃からの憧れの場所だった」というA代表での定着を狙う。2020年東京五輪のエースとしても活躍が期待される逸材は、ピッチで成長した姿を見せられるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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