カシージャス放出のレアルがGK大補強 「クルトワ二世」を獲得合意

カシージャに続く、2人のGK獲得

 レアル・マドリードは、ポルトにGKイケル・カシージャスを放出後、2人目の守護神と合意したと、地元紙「AS」が報じている。スペイン2部テネリフェGKカルロス・アバド・ヘルナンデスと2年間の期限付き移籍で合意に達したという。
 20歳の守護神は先週テネリフェと5年契約を結んだばかりだが、レアルはテネリフェと2年間のレンタル契約を結んだ。レアルはアバドの買い取りオプションをつけており、今季終了時なら200万ユーロ(約2億7500万円)、来季終了時の場合、300万ユーロ(約4億1000万円)という移籍金が設定されている。
「人生の夢をかなえることができ た。僕はファーストチームでプレーできると確信している」
 アバドはそう喜びのコメントを発表している。デビュー戦の予定は、レアル・マドリード・カスティージャで1日のヒムナシア・セゴビアナ戦だという。
 かつてはアトレチコ・マドリードでプレーした英王者チェルシー守護神のベルギー代表GKティボ・クルトワの2世という評価を受けたアバドは未来の白い巨人の門番となる可能性もある。
 一方、レアルはカシージャス放出後、エスパニョールからGKキコ・カシージャを獲得。コスタリカ代表GKケイロル・ナバスと二頭体制を敷くことになったが、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得のオファーも出している。昨季無冠に終わった白い巨人は今オフ新た なGKを一気に3人獲得する可能性が依然として残されている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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