アーセナルが、アトレチコ・マドリード移籍の危機にあったスペイン代表司令塔サンティ・カソルラと、イングランド代表FWセオ・ウォルコットとの契約延長合意を発表した。
　公式サイトで主力2人の契約延長を発表したアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は「サンティとセオの契約を延長できて我々は喜んでいる。どちらもトップのクオリティーを持つ選手で、非常に重要な選手。我々のチームに影響力を持っている、ピッチ上の多大な貢献のみならず、どちらも大きな経験を持ち、ピッチ外でもすごく選手に人気がある。どちらも契約延長にサインしてく れてうれしい。チームにさらなる安定性をもたらしてくれる」とコメントを発表している。
　ウォルコットもカソルラも2016年6月で契約満了となるところで、どちらも流出危機がささやかれていた。特に、2012年シーズンにマラガから加入したカソルラは、アトレチコ移籍寸前とも報じられていた。中盤の底で絶妙な配球を見せたセンス抜群のカソルラは昨季のプレミアベストイレブンに推す声もメディアや選手に多く、評価は高かった。
　スピードスター、ウォルコットに加え、百戦錬磨の司令塔カソルラの契約延長はプレミアリーグ制覇を目指すガナーズに大きな朗報となりそうだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

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