長友が移籍先とうわさの親善試合ガラタサライ戦で招集外

放出の候補たちが軒並み招集外に

 インテルを率いるロベルト・マンチーニ監督が、2日に行われるガラタサライとの親善試合に向け、日本代表DF長友佑都ら3選手をメンバーリストから外したと伊衛星放送「スカイ・イタリア」が伝えている。
 
 長友のほか招集メンバーから漏れたのは、サイドバックのダンブロージオとセンターバックのアンドレオッリ。この両選手に関しては、すでにイタリア複数クラブから関心を示されているという。
 
 一方、長友は2日に対戦するガラタサライへの移籍がうわさされている。中国で行われていたインターナショナル・チャンピオンズカップのミラン戦、レアル戦では共に出場。しかし、ミラン戦では若手中心のメンバー構成の中で起用され、続くレアル戦では本職ではない左MFでおよそ8分間のみの出場となっていた。インテルで副主将にまだ登りつめた長友だが、今では放出要員と見なされている。
 
 そして、伊地元紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」ではすでに挙げられた3選手のほか、DFビディッチ、MFタイデル、MFシャキリもガラタサライ戦のメンバーから外れると予測している。マンチェスター・シティからFWヨベティッチの獲得が決定的となり、元ブラジル代表MFフェリペ・メロの獲得も迫るなど、積極補強を続けている。その場合、登録上限25人の枠に収めるため、最低でもあと7選手の放出がうわさされている。
  
 昨季リーグ戦8位終わったインテル。欧州カップ戦の出場権も逃すなど低迷する名門は、戦力の大刷新を図る改革の夏を迎えている。長友は、そのあおりをモロに受ける形となってしまった。プレシーズン期間も後半に入り、新天地を目指すならレギュラー争いなどを考えても早期決着が望ましいが、どのような結末を迎えるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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