バルセロナ、ミランのイタリア代表サイドバックを27億円で補強へ!

デシリオ獲得と、スペイン紙報じる

 バルセロナは、FIFAからの制裁措置によって2016年1月まで移籍市場での選手獲得を禁じられている。だが、補強の動きは止まっていない。左サイドバックの補強候補として、ACミランのイタリア代表DFマッティア・デシリオが浮上していると、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えている。
 バルセロナは以前からデシリオ獲得に対する興味を示していた。一旦は撤退したものの、ミランがDFイニャツィオ・アバーテの契約延長とDFルカ・アントネッリ獲得といった動きを見せたことで、デシリオ獲得への動きが再燃した。バルセロナの強化責任者は、ミラン黄金時代を支えた腕利きの元強化部長のアリエド・ブライダ氏。ミランで現在最も人材の充実しているポジションであるサイドバック事情も熟知した上での動きとなっているようだ。
 交渉は2000万ユーロ(約27億円)からスタートさせるとリポートされている。
 今夏の移籍市場では、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンがトリノからマンチェスター・ユナイテッドに移籍するなど、セリエAの優秀なサイドバックが国外に流出する傾向にある。
 一方で、デシリオ以外の獲得候補としては、ボルフスブルクDFリカルド・ロドリゲス、ポルトDFアレックス・サンドロ、モナコのDFレイバン・クルザワの3人だという。補強禁止処分の影響で2016年1月までプレーできない状況でもトルコ代表MFアルダ・トゥランらが今夏移籍を決めるなど、バルセロナはプレーヤーにとって圧倒的な魅力的を誇っている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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