“世界一”のヤングなでしこが日本帰還 “謝意ポーズ×笑顔”の帰国会見ショット公開

U-20女子W杯で初優勝を飾ったヤングなでしこ【写真:Getty Images】
U-20女子W杯で初優勝を飾ったヤングなでしこ【写真:Getty Images】

フランス開催のU-20女子W杯で初優勝 26日に感謝と笑顔の帰国会見

 ヤングなでしこの愛称を持つU-20女子日本代表は、フランスで開催されたU-20女子ワールドカップ(W杯)を制して“世界一”の座に輝いた。26日に代表チームが帰国して会見に臨み、大会中の恒例となった“謝意ポーズ”と溢れる笑顔の集合ショットも撮影。一致団結して戦い抜いてきた“世界女王”が仲睦まじさを見せている。

 初優勝を目指した日本の快進撃は、グループリーグ初戦のアメリカ戦から始まった。1-0で白星スタートを飾った一方、第2戦のスペイン戦で0-1と惜敗。しかし第3戦パラグアイ戦で6-0と完勝し、2勝1敗でグループ2位通過を決めた。決勝トーナメントに入ると日本の強さが際立つ。準々決勝でドイツに3-1、準決勝でイングランドに2-0と快勝。グループリーグで敗れたスペインと決勝で再び激突したが、今度は3-1と見事リベンジを果たして悲願の優勝を飾った。

 26日に帰国したヤングなでしこの面々は帰国会見に臨んだ。一人ひとりがスピーチし、「応援してくれた人に感謝したい。応援ありがとうございました」と多くの選手が口にした。笑顔が溢れる会見となり、最後のフォトセッションでは大会中の恒例となった“謝意ポーズ”を全員で披露。片手をグー、片手をパーにして合わせるポーズは拱手(きょうしゅ)と言われる中国の敬礼で、謝意や敬意などを表している。大会中、何度も見せてきたポーズを全員で取り、改めて優勝の喜びと周囲への感謝を示した。

 代表チームにGKスタンボー華、MF福田ゆい、DF牛島理子の3選手を派遣したなでしこリーグ1部INAC神戸レオネッサの公式インスタグラムも反応。集合ショットを公開した一方、「世界一になったU20が本日帰国しました! 仲の良さが伝わる笑顔が溢れる記者会見でした」と綴った。さらに「選手の皆さんはこれで全く満足しておらず、もうすでになでしこジャパンでの世界一を目指していました」と触れ、「こんな頼もしい若者たちがいるのだから、女子サッカーはまだまだ楽しみです!」と大きな期待を寄せている。

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