若きC・ロナウドを変えた恩師ファーガソンの教え 「彼は僕にとって父親だった」

(左から)ファーガソン氏、クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
(左から)ファーガソン氏、クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

ロナウドがファーガソンに謝意 「僕が尋ねるたびに、彼はなんでも僕に教えてくれた」

 今夏ユベントスに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、自身のプレースタイルを変えるきっかけを与えた存在として、マンチェスター・ユナイテッドで共闘した伝説の名将サー・アレックス・ファーガソン氏の名前を挙げた。英紙「デイリー・メール」が報じている。

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 ロナウドは2003-04シーズンに、母国のスポルティングCPからユナイテッドへと移籍した。当時、18歳の若さでファーガソン氏からクラブのエースナンバーである背番号「7」を与えられ、大きな話題を呼んだ。06-07シーズンにプレミア年間最優秀選手に選出されると、07-08シーズンでは連続受賞に加え、リーグ得点王に輝く。そして、2008年度のバロンドールを受賞した。

 瞬く間にスターダムを駆け上がったロナウドだが、自身のプレースタイルを変えるきっかけを与えてくれた人物こそが、その恩師であったことをこう口にした。

「もちろん、僕のキャリアのスタートを語る上で彼の存在は非常に大切だ。当初、僕がスポルティングからユナイテッドに加入した時、まだポルトガル人のメンタリティーだった。シザースが多すぎで、ベストな判断を行えていなかった。だから、ファーガソンがどうプレーするのかを教えてくれたんだ。プレミアリーグのDFは、そう簡単に打開できない。彼らはタフだからね。僕が彼に何度も尋ねるたびに、彼はなんでも僕に教えてくれた。彼は僕にとって父親だった。ユナイテッドでは多くの場面で手を差し伸べてくれた」

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