ドルトムント監督が香川の状況に言及 「シンジに何ができるかは分かっている」

(左から)ドルトムントのファブレ監督、MF香川【写真:Getty Images】
(左から)ドルトムントのファブレ監督、MF香川【写真:Getty Images】

ファブレ監督が記者会見で語る 「我々には中盤に多くの選手がいる」

 ドイツ・ブンデスリーガが現地時間24日にいよいよ開幕し、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは26日にRBライプツィヒをホームに迎えて対戦する。この試合を控えて24日、チームを率いるルシアン・ファブレ監督が記者会見に臨み、開幕戦のゲームプランや香川についてコメントした。

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 ファブレ監督は「高い位置でプレーし、プレスをかけられればと思っている。カウンターを食らわないように気をつけなくてはならない。ライプツィヒはカウンター攻撃が非常に速い。それをやらせてはならない」とゲームプランを語った。

 ストライカー不在が指摘されているドルトムントだが、前線にドイツ代表MFマルコ・ロイスと、ドイツ人FWマクシミリアン・フィリップのどちらを使うのかという問いには、「両選手とも起用できるだけの根拠がある。ただ、ロイスは他のポジションでもプレーが可能だ。現在我々は二人が同時にプレー可能となるような策を検討中だ」と話した。

 会見では「香川の状況」についても質問が飛んだ。するとファブレ監督は「我々には中盤に多くの選手がいる。そこから選択をしなくてはならないが、難しい決断だ。我々はシンジに何ができるか分かっている。直にイングリッシュ・ウィーク(週末以外にも試合のある週)がやってくるし、すべての選手が重要になる」とコメント。過密日程をこなす上では、どの選手も必要な存在になると語った。

 香川の実力は分かっているとの見解を示したファブレ監督。中盤のタレントが溢れ気味となっているドルトムントではスタメン争いも過酷な状況だが、香川はロシア・ワールドカップで輝いた時のようなプレーで定位置を確保できるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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