ベシクタシュが司令塔確保に失敗 日本代表MF香川の獲得交渉が一気に加速するか
ポルトガル代表MFマリオの獲得に動くも成功せず、移籍市場残り1週間の動きに注目
ドルトムントの日本代表MF香川真司の獲得に乗り出しているとされるトルコの強豪ベジクタシュが、別の司令塔獲得に動いた末に失敗に終わったという。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
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ベジクタシュは移籍市場の後半に積極的な動きを見せ、ドルトムントからは香川かドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの獲得を狙っていると見られていた。その一方で、インテルとの関係が微妙なものになっているポルトガル代表MFジョアン・マリオの獲得にも動いていたという。
マリオは昨季後半にプレミアリーグのウェストハムへ期限付き移籍したが、完全移籍とはならずにインテルに保有権が戻っていた。マリオ自身はプレミアリーグでのプレー継続を望み、インテルもルチアーノ・スパレッティ監督が続投。放出は既定路線と見られているものの、プレミア行きの話はまとまらずにイングランドは今夏の移籍市場がクローズした。
現在、宙に浮いた状態にいるマリオに対してベジクタシュがオファーを送り、マリオが断りを入れたという。その一因には、トルコで起こっている通貨危機があるとされ、他の有力選手もトルコ行きをためらう要因となっているようだ。
マリオの確保に失敗したベジクタシュは、香川獲得への動きを強めるのか。今季初戦となったDFBポカールでメンバー外の香川もチーム内での立ち位置が微妙になりつつある。残り約1週間となった今夏の移籍市場で、ベジクタシュは動きが注目されるクラブの一つとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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