「歴史的同窓会」「運命は好奇心旺盛」 日本初の「イニエスタvsトーレス」に海外も熱視線

鳥栖FWトーレス(左)、神戸MFイニエスタ(右)【写真:Getty Images】
鳥栖FWトーレス(左)、神戸MFイニエスタ(右)【写真:Getty Images】

天皇杯でイニエスタとトーレスの競演が実現「ファンを無我夢中にした」

 スペインが誇る世界的スターが、ついに日本で競演を果たした。22日に行われた天皇杯ラウンド16・ヴィッセル神戸対サガン鳥栖で実現した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとFWフェルナンド・トーレスの対決に海外メディアも「歴史的同窓会」「運命は好奇心旺盛」と熱視線を送っている。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 両者ともにベンチスタートとなった一戦は、後半11分にイニエスタ、同19分にトーレスが途中投入され、世界的スターが日本のピッチで顔を合わせる歴史的瞬間が訪れた。そして後半39分、トーレスが左サイドからの折り返しを右足で合わせると、右ポストをかすめてネットを揺らし、待望の移籍後初ゴール。試合は鳥栖が3-0で神戸に完勝した。

 試合後、イニエスタとトーレスはインスタグラムを更新。2ショットを公開するとともに、「今日は特別な日となった。素晴らしい時間を何年もともにし、再び日本で出会うことができた。友よ、また会えて嬉しい。最高のトーレスを期待している」(イニエスタ)、「サッカーは最高の瞬間を残してくれる。僕らは15歳からスペイン代表で一緒にプレーしてきた。キャリアの中で最高の時間を共有してきたんだ。今日のようにね」(トーレス)とお互いに激励の言葉を送った。

 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「試合で見れば、日本における些細な一戦だったかもしれない。しかし、今回は思い出に残る偉大な再会劇となった。理由はなにかって? この2チームには、イニエスタとトーレスが在籍している。両者の対決は、文字通りファンを無我夢中にした」と、その注目度の高さを強調した。

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング