鳥栖FWトーレス、20年来の盟友イニエスタと“日本初2ショット”公開 「君に会えて嬉しい」

(左から) イニエスタ、トーレス【写真:Getty Images】
(左から) イニエスタ、トーレス【写真:Getty Images】

天皇杯ラウンド16の鳥栖対神戸で「トーレスvsイニエスタ」が日本で初めて実現

 20年来の盟友が日本で初競演を果たした。22日の天皇杯ラウンド16でヴィッセル神戸とサガン鳥栖のJ1クラブ同士が激突。後半途中に元スペイン代表のMFアンドレス・イエニスタと同FWフェルナンド・トーレスが同時にピッチに立つと、同39分にはトーレスに待望の日本初ゴールが生まれた。試合は3-0で鳥栖に軍配が上がったなか、トーレスは試合後にイニエスタとの2ショットをインスタグタムにアップし、「友よ、いつだって君に会えて嬉しいよ」と思いを綴った。

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 天皇杯ラウンド16の鳥栖対神戸戦はトーレス、イニエスタともにベンチスタートとなったが、後半に日本のサッカーファンが待ち望んでいた瞬間が訪れた。2点ビハインドの神戸が後半11分にイニエスタを投入すると、その8分後には鳥栖もトーレスをピッチへ。2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)でスペイン代表の優勝に貢献した二人がついに日本のピッチで相見えた。

 イニエスタが華麗なヒールパスやボールタッチで会場を沸かせれば、トーレスもチームの勝利のために献身的なプレーを披露。試合途中、ルーズボールを巡って二人が競り合う場面もあった。そして、後半39分にトーレスに歓喜の瞬間が訪れる。

 鳥栖のMF福田晃斗がドリブルで仕掛けてペナルティーエリア内に進入すると、マイナスのラストパスをトーレスへ。背番号9はこれを右足で合わせると、シュートは抜群のコースを通過して右ポストをかすめ、ゴールネットに吸い込まれた。移籍後8試合目にしてついに日本初ゴールをゲット。それも、盟友イニエスタとの対戦で決める千両役者ぶりだった。

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